“最古参”となるテア・シュテーゲンがセルジ・ロベルトから腕章継承へ…過去5年で4人目のキャプテン誕生に
バルセロナの新キャプテンに就任するのは、GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンのようだ。11日、スペイン紙『マルカ』が報じている。 11日、14歳だった2006年にバルセロナに入団し、トップチームでは11年に渡ってプレーしたMFセルジ・ロベルトが、正式にクラブを退団することを発表。2023-24シーズンにセルヒオ・ブスケツから腕章を継承した“ワン・クラブ・マン”だったが、今年6月30日に満了となった契約は延長されなかった。 そんなキャプテンの後任となるのは、マルク・アンドレ・テア・シュテーゲンのようだ。『マルカ』によると、これまで第2キャプテンだった同選手は、12日に行われるジョアン・ガンペール杯・モナコ戦から正式に就任する模様。ついにチーム最古参となるわけだが、クラブからもピッチ内外の経験と人柄を信頼されているとのこと。同紙も「新シーズンにおける彼の役割は非常に重要になるだろう。直前の変化に順応し、新しい監督・スタッフの下で準備を続けるチームを牽引しなければならないからだ」と見解を示した。 また『マルカ』は、過去5シーズンで4人目のキャプテンになると指摘。リオネル・メッシ(2018年~2021)、セルヒオ・ブスケツ(2021~2023)、セルジ・ロベルト(2023~2024)と直近のチームリーダーを挙げつつ、「これは、安定を求め続けるクラブで起こった複雑な過渡期を反映している」と述べている。 2024-25シーズンはハンジ・フリック新監督の下、再出発を切るバルセロナ。ラ・マシア出身者の間で継承されてきた腕章だが、10年前の夏にドイツから到着したテア・シュテーゲンは、どのようなリーダー像を見せるのだろうか。
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