K2で遭難の平出氏・中島氏に“登山界最高の栄誉”ピオレドール賞
7月にK2で滑落した登山家の平出和也さんと中島健郎さんが、「登山界のアカデミー賞」と呼ばれるフランスのピオレドール賞の今年の受賞者に選ばれました。 ピオレドール(黄金のピッケル)賞は登山界で最高の栄誉とされ、優れた登攀(とうはん)に対して贈られます。 今回の受賞は、平出和也さん(当時45)と中島健郎さん(当時39)が2023年にパキスタンのティリチミール(標高7708メートル)に未踏の北壁ルートから登頂したことが評価されました。 平出さんは日本人最多となる4回目の受賞で、中島さんも3回目の受賞となります。 平出さんと中島さんは今年7月、標高8611メートルのK2のパキスタン側にある西壁ルートを登攀中に7550メートル付近から滑落しました。 その後、救助活動は打ち切られています。
テレビ朝日