高校時代から意識した大衆性、かつ深化もさせたい――Mrs. GREEN APPLEが向かう「ふたつの軸の理想像」 #なぜ話題
飛躍を果たした2023年を経て、2024年は「深めていく年にしたい」と大森は言う。彼らはどこに向かっているのか。この先にどんなビジョンを思い描いているのかを聞いた。 「バンドとしての理想像と、グループとしての理想像、それぞれ二つの軸があるんです。バンドとしての理想像は、地に足を着けて、ライブをして、うそをついてないなと思えるいい楽曲を届ける。そこでしかないですね。で、グループとしての理想像には『誰もが知ってる人たちになりたい』というのがある。僕の名前、藤澤の名前、若井の名前もみんなが言えるようになるのが理想です。その二つの軸がちゃんとあって、それが矛盾しないようにするというのが、僕らの活動で一番重きを置いているところなので。大衆性がありつつ、深化させていく。そこが大事だと思っています」(大森)
Mrs.GREEN APPLE(ミセス・グリーン・アップル) 2013年結成。2015年にEMI Recordsからミニアルバム『Variety』でメジャーデビュー。2020年に“フェーズ1完結”を宣言し、突如活動休止を発表。約1年8カ月の活動休止期間を経て、現在のメンバー編成となり、2022年3月に“フェーズ2開幕”とし活動を再開。ミニアルバム『Unity』の収録曲「ダンスホール」は、楽曲総再生数4億回を突破。2023年には、自身初のドームライブ「Mrs. GREEN APPLE DOME LIVE 2023 “Atlantis”」を開催し、「第65回 輝く!日本レコード大賞」において「ケセラセラ」で日本レコード大賞を受賞、「ダンスホール」で「第74回NHK紅白歌合戦」への初出場を果たした。 使用ブランド: BODYSONG. (TENNY RANCH) THE STANDARD (WEGO) Oyire_(JOYEUX) HASH. ヘア:福田雅彦 メイク:朴ミキ アシスタント:本間葵