意地悪な上級生に怖い先生…「学童トラブル」に直面した子どもに“親ができること”とは?
学童トラブル(2)学童の先生が怖い・先生と合わない
「大学生アルバイトの先生の言葉遣いが悪い」「先生が怖いと言って学童に行きたがらない」といった、先生に関するトラブルを経験した人もたくさんいました。 保育園時代と比べると厳しく叱る先生もいるので、子どもから見ると怖い・冷たいと感じてしまうこともあるようです。 怒られた時には、子どもの話をしっかり聞きながら、家でもフォローしてあげられると良いですね。 また、親が積極的に学童の先生とコミュニケーションを取ることも有効だと感じます。 もちろん怒られることも社会勉強ではありますが、いろんな先生がいるのも事実。 明らかに問題がある先生の場合は上位職の先生に相談をおすすめします。
学童トラブル(3)意地悪な子がいる・ケガをさせられる
「一方的に蹴られる」「体操服に落書きされる」「口達者な女の子に嫌なことを言われる」「鉛筆で刺される」など、子ども同士のトラブルも多発。 大人の目がたくさんある保育園と比べ、学童はどうしても目が届きにくい場合があり、その分トラブル件数も増えてきます。 ちょうど外遊びが激しくなる年齢と重なっているということもあり、わざとではなくても、特に男の子はケガが増えてくるかもしれません(これは学童に限らず小学生男子あるあるかも……)。 もし意地悪をされたり、嫌なことを言われたりしたら、子ども自身の心のケアも気にかけたいところですよね。 また園時代と異なり、先生からのフィードバックはないことが多いので、基本的に子どもが話してくれないと親が気づけないことが多いのも注意点です。 では、このようなトラブルにどう対処していけばいいのでしょうか。
トラブル対処法(1)学童の先生に相談する
トラブル対処法として、「学童の先生に相談する」という回答が一番多くあがりました。 できるだけ問題が小さいうちに、学童の先生に相談するのがベター。 相談する時には、一方的にやられている!という伝え方よりも、「この子と最近どうですか?うちの子何かしてしまっているかも?」というような、あくまで我が子にも理由があるかも?というスタンスで相談すると、より親身になってもらいやすいという声もありました。 相談することで、先生側が注意して見守ってくれたり、いつもより気にかけてくれるはずなので、問題が大きくなりにくくなります。 もし先生との関係に問題があると感じた場合は、利用者アンケートに記入したり、その学童の責任者や、公設学童であれば役所の担当部署に相談したりするのもひとつの手。 子ども同士のトラブルが悪質な場合は、学童だけでなく学校の先生にも伝えておくと、クラス替え等で考慮してくれることもあるそう。基本的に学童のことは小学校には共有されないので、心配な場合は伝えておくようにすると安心です。