【ドラフト】広島1位の青学大・佐々木泰、「ビックリという気持ちが一番」新井監督は「まだまだ伸びる」と絶賛
◇24日 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD 広島がドラフト1位で指名した青学大・佐々木泰内野手(21)は驚き、少し腰を浮かした。名前が呼ばれた瞬間は、「まさか、こんな高い評価をしていただいているとは思っていなかった。ビックリという気持ちが一番」。隣にいたロッテ1位の西川史礁外野手と目を合わせて、屈託のない笑みを見せた。 ◆2024年ドラフト 各球団1位指名【写真】 県岐阜商では通算41本の本塁打を記録したが、集大成となる全国大会は挑戦することさえできなかった。コロナ禍で5年ぶりに切符をつかんでいた春のセンバツも夏の甲子園もなくなり、「不完全燃焼で終わった」と悔しさに押しつぶされた。しかし、この思いがエネルギーとなった。青学大では1年春に4本塁打を放ってベストナインに輝くと、順調に成長して強肩強打の大学トップ級の選手に成り上がった。 東京都内のドラフト会場から青学大に駆けつけた広島の新井監督は「走攻守、3拍子そろっている。プロに入ってもまだまだ伸びる」と手放しで絶賛。佐々木は「鈴木誠也選手(カブス)のような、球団、日本を代表する打者になれるように頑張りたい」と目を輝かせた。
中日スポーツ