「3年前とまるで真逆の動き」ジャスティン・ローズ スイング解説by目澤秀憲
全英オープンの最終日、“ポステージスタンプ”と呼ばれる8番のショートホールで、ティショットをピンの近くに寄せて獲ったバーディを覚えている方も多いと思います。左からの風で、今までの悪い癖が出ると大きなミスになりかねない状況でしたが、しっかりと新しいスイングをやり切りました。最終的に優勝はできなかったものの、本人も取り組んでいるスイングの手ごたえを感じたのではないでしょうか。 44歳は今週の「フェデックスセントジュード選手権」に出ているトップ70の最年長(アダム・スコットも44歳)。40歳を過ぎてからあれだけ現代的なスイングに取り組むというローズの姿勢、そしてそれを試合でやり切る芯の強さには、本当に頭が下がるばかりです。(取材・構成/服部謙二郎)