クリスマスシーズンなのにイチゴがない… イチゴ不足の深刻化で争奪戦が勃発!? 今年はシンプルな「盛り耐性なしケーキ」がトレンド
ケーキショップ リンツ 久野悟店長: 「(クリスマス近くに)なってみないと分からない。国産が入らなかった時は、どうするか考えないといけない。サンタさんになんとか(国産)イチゴを届けていただきたいとお願いしたいです」 この店では、このまま国産のイチゴが十分に仕入れできなかった場合、クリスマスは、イチゴを使ったケーキは予約販売だけにする可能性もあるということです。
今年のクリスマスケーキのトレンドは?
イチゴ不足が懸念される中、今年のクリスマスケーキはどうなるのでしょうか。 ケーキ・スイーツ専門通販サイト「Cake.jp」が出した今年のクリスマスケーキのトレンド予測では、「家計お助け」「食べきりサイズ」「盛り耐性なしケーキ」という3つのキーワードが発表されました。 「家計お助け」「食べきりサイズ」は、物価高の影響で価格を重視する人が増えることや、今年は平日のクリスマスなので家族で過ごす人が多く、家族で食べきれる小さめが人気なのではと予測しています。 そして、もうひとつのキーワード「盛り耐性なしケーキ」。「盛り耐性なし」とは、SNSで流行していて、Z世代を中心に使われている「飾らずとも存在感がある」という意味の言葉。 メイクやファッションなどでも「盛り耐性なし」のアイテムがトレンドとなっていますが、ケーキに例えると、クリスマスカラーのバタークリームでデコレーションしただけのシンプルでありながら存在感あるケーキや、デコレーションが少なくても写真映えする韓国で大人気の「お弁当ケーキ」などが、「盛り耐性なしケーキ」に当てはまります。 今年は、イチゴを使ったケーキは手に入りづらいかもしれませんが、おいしくて見た目もかわいいケーキは他にもいろいろとあるようです。クリスマスまで約1か月。時間をかけて自分好みのケーキを探してみては?