山形県が県立高校を見学するバスツアー実施 7月30日から3回、県外生徒受け入れ推進
山形県は、県外の中学生と保護者が県立高校を見学する「県立高校バスツアー」を7月下旬から8月上旬にかけて実施する。県立高校への県外生徒の受け入れ推進を目的にした初めての取り組みだという。 ツアーは、7月30日、8月1日、8月6日の3回、県内3コースに分け1泊2日で実施。中学生と保護者を対象に、県外生の受け入れを行っている高校を訪れ、宿泊施設の見学、在校生や地域との交流を行う。山形県の自然や歴史、伝統文化、観光施設といった地点をコースの中に取り入れるという。 山形県では、多様な価値観を持った生徒同士の関わりで教育効果を高めることなどを期待して、2018年度から県外生の受け入れを実施。首都圏からの生徒を中心に24年4月入学では9校11学科で実施し、25年度も対象校を2校追加するという。 ツアーは置賜、最上、庄内の3コースでそれぞれ2~3校を回る。参加費用(食事代、宿泊費、体験料など)は中学生、保護者とも無料。山形県への往復の旅費も補助する。詳細・申し込みは、東武トップツアーズのサイト「やまがた留学 高校見学バスツアー」から。