「高知土木女子」通称KDJが工事現場見学《女性の目線でより良い環境づくりを》
高知さんさんテレビ
高知県内の建設会社で働く女性たちのグループ、その名も「KDJ」が巨大な橋げたを吊り上げるダイナミックな工事現場を体験しました。 工事の様子を真剣に見つめる女性たち。彼女たちは「高知土木女子」通称KDJのメンバーです。「高知土木女子」とは、県内の建設会社で働く女性たちを中心に構成されたグループで、12月11日は安芸道路の橋を架ける作業を見学に訪れました。 KDJメンバー:Qたのしいですか?「こわい」 高さ20mを超える高所作業車からの見学に、メンバーたちは興味津々です。 高知土木女子には、現在40人ほどが在籍していて、女性の目線で作業現場を見ることで、より良い環境づくりを目指しています。現在、県内の建設業界では女性就業者の割合が全体の2割程度で、現場に出て働く割合は、さらに厳しい状況です。 そんな中、女性たちが意見交換して環境改善に努めることで少しずつですが、新しいメンバーも増えてきました。 3年目のメンバー:「会社に入社して3年目になります。(高知土木女子に)積極的に参加しようかなと」 現場で働く男性も女性の活躍に期待を寄せます。 現場監督: 「女性ならではの目線で気づきもあると思いますし、現場も必然的にきれいになったり。現場が明るくなります」 女性たちの笑顔が高知の建設業界をさらに盛り上げていきそうです。
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