SSW・新沢としひこさん登場 「国際ソロプチ津山結成40周年」 チャリティーコンサート/岡山・津山市
女性や女児たちの生活向上を目指す「国際ソロプチミスト津山」の結成40周年を記念したチャリティーコンサートが13日、岡山県津山市山下の津山文化センターで開かれ、童謡の作詞などで有名なシンガーソングライター・新沢としひこさんらが名曲の数々を歌い、親子連れらが楽しんだ。 【写真】2人の歌声に合わせて一緒に体を動かす来場者
新沢さんは大学の客員教授や日本童謡協会副会長を務めながら、幅広い年代に向けた歌を作詞、作曲する音楽家。手がけた作品の多くは幼稚園や保育園、小学校などの行事や発表会でも用いられている。
この日は同じくシンガーソングライターの山田リイコさんと登場し、来場者約250人の前で「世界中のこどもたちが」「にじ」「さよならぼくたちのようちえん」「はじめの一歩」などを歌い上げた。さらに「バナナくんたいそう」といった体操や手遊びを踏まえた楽曲も披露し、子どもも大人も立ち上がって体を動かしたほか、2人の歌声に合わせて手拍子するなどして盛り上がっていた。
東小学校3年の中川惺嵐君(9)は「気持ちが元気になり、聴いていて心地よかった。すてきな曲を自分で作って歌える新沢さんはすごい」。美容院を営む母親の理沙さん(40)は「仕事の関係で子どもとの時間が作れずに困っていたところ主催者に声を掛けていただき参加した。子どもと一緒に楽しむことで子育ても楽しめるように気持ちが切り替わったと思う」と話した。
国際ソロプチミスト津山は現在メンバー15人で奉仕や支援活動に取り組んでいる。コンサートの売り上げの一部は市や近隣地域の福祉、公共施設などに寄付する予定。
津山朝日新聞社