春節前に在中国日本大使館が呼吸器感染症の注意喚起 - ヒトメタニューモウイルスなど
在中国日本大使館は7日、春節を前に中国での呼吸器疾患流行に関する注意喚起を発表した。子どもや高齢者については「ヒトメタニューモウイルス感染症」への警戒を呼び掛けている。【斯波祐介】 同大使館は、中国におけるサンプル調査に基づき年代別に主流病原体を提示。「0-4歳」「5-14歳」「60歳以上」については、ヒトメタニューロウイルスを挙げている。ヒトメタニューモウイルス感染症は、せきや熱、鼻水といった風邪と似た症状が出る。特に乳幼児や高齢者では重症化する恐れがある。 中国では1月末から2月初旬にかけて春節を迎え、人の移動が激しくなる。同大使館では在留邦人に対して、「密」の回避やマスク着用、換気など基本的な感染症対策のほか、子どもは重症化リスクもあるため、高熱などの場合は早急に医療機関への受診も推奨した。
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