ドジャース内野手、審判団にブチ切れた理由「もう少し早く中断していれば…」 大雨ぬかるみグラウンドで試合継続に不満爆発
「カブス8-1ドジャース」(7日、シカゴ) ドジャースのベテラン内野手、ミゲル・ロハスが試合後のクラブハウスで四回途中の降雨中断を巡って審判団にブチ切れた理由を明かした。 【動画】 今永昇太に謎の6人組裸族応援団www 雨にも負けず寒さにも負けず この日は試合開始時から降っていた雨がイニングを追うごと激化。三回には内野の土のグラウンドに水が浮き上がる状態になっていた。 ロハスは「三回を終わった時点でグラウンド状態は試合ができるように見えなかった。自分たちの体のためにも四回の状態はちょっとひどすぎた。僕たちはこの試合だけでなく、162試合を戦えるようにシーズン最後まで強くなければいけない」と力説。四回の守備に就いた時点で審判の一人に中断を訴えたが、「彼らは(試合が成立する)五回までやろうとした。五回までやれば、その後はコールドにすることができるから」と、審判団の反応を明かした。 ところが、審判団はドジャースの守備中、四回裏1死一、三塁の時点で突然の中断を決定。その直前のプレーでゴロ打球を処理した際にぬかるみに足を取られて一塁悪送球で適時失策を記録しているロハスは審判団に詰め寄り猛抗議。「塁審には自分たちは水たまりにいるような状態だと言った。エラーの原因だとは言ってない」。さらに結果として、雨がやんだ後もグラウンド整備に時間を要し、中断時間が2時間51分に及んだことに「もう少し早く中断していれば、すぐにグラウンド整備ができ、最後までグラウンドをいい状態に保つことができた。2時間以上も待つ必要はなかった。僕たちは明日、ミネアポリスで試合があるからね」と、審判団の判断の甘さに苦言を呈した。 中断決定を受けてベンチから飛び出したロバーツ監督は「打者を迎えた後で試合を中断してほしくなかった。もちろん、グラウンドの状態も良くなかった」と抗議の理由を説明。ロハスの激怒には「ミゲル(・ロハス)は選手たちがけがをしないように四回の前に中断してほしかったんだと思う」と理解を示した。