オスプレイ事故原因特定か 機器故障と米で報道、再開検討
【ワシントン共同】AP通信は6日、米国防総省が、鹿児島県で昨年11月に発生した空軍オスプレイ墜落事故を引き起こした機器故障を特定したと報じた。故障の詳しい内容は伝えていない。米軍は事故を受け全オスプレイの飛行を世界中で一時停止しており、運用再開を検討している。 APによると空軍、海軍、海兵隊がそれぞれ保有するオスプレイの運用再開時期を決める。昨年12月の飛行停止から既に2カ月が経過しており、乗組員の習熟度を戻すための時間が必要になる。 事故は昨年11月29日に発生。横田基地(東京都)配備のCV22が、岩国基地(山口県)から嘉手納基地(沖縄県)に向かう途中で墜落した。