スマホの「アプリ」ってなに? シニア(高齢者)向けに分かりやすく伝える方法
3G回線の終了に伴い、ガラケーからスマホに移行した高齢層も多いでしょう。ガラケーとスマホの最大の違いの1つは「アプリを柔軟に追加できるかどうか」。 【画像でわかる】シニアスマホあるある10選「格安SIM乗り換え直後にドコモショップに行こうとした!」同居母 しかし、「そもそもアプリってなに?」という疑問を抱いているスマホ初心者の高齢者もいるかもしれません。身近な高齢者からスマホの基礎的なことを聞かれて答えられるでしょうか。 この記事では、高齢者からスマホについて聞かれたときに分かりやすく答えるためのスマホ利用術をご紹介します。
「アプリとは?」を高齢者の方に分かりやすく伝えるには
アプリとは、スマートフォンやタブレットにインストールして使用する小さなソフトウェアのことです。高齢者の方に説明する際は、アプリを「スマホの機能を増やすための道具」と例えると分かりやすいでしょう。 ■固定電話やガラケーは「機能追加ができない」 固定電話やガラケーは機能追加が難しい端末です。ガラケーの場合、メインの通話機能に加えて写真撮影やメール、インターネット接続などが可能で、キャリアが独自開発したアプリや機能が、あらかじめ端末に搭載されているのが主流です。逆に「携帯電話に拡大鏡の機能があったら便利なのに……」と思っても、拡大鏡機能を後から携帯電話に搭載することは難しいです。 ■スマホは「アプリによって機能追加ができる」 スマホにおける「アプリ」とは携帯電話に対して、機能を自由に追加できるものです。たとえば「携帯電話に拡大鏡の機能が欲しい」場合、スマホであれば拡大鏡のアプリを追加することで「スマホを拡大鏡として使う」ことが可能です。
同様に「ラジオを聴けるアプリ」を追加すれば、携帯電話がラジオ代わりにもなり、血圧管理アプリを追加すれば、携帯電話が血圧管理ツールになるなど、個人の好みや必要に応じて機能のカスタマイズが可能です。
高齢者の方に利用メリットが伝わりやすいアプリの例
多くの高齢者の方にとっては、スマホの画面にアイコンが並んでいても「どれがどれだか分からない」と感じるのではないでしょうか。 その場合「画面の左上にはメール、画面の右上にはニュース」といった具合にアイコンを使いやすいように並べるのがおすすめ。なお、アイコンの並べ方や整理方法が分からない場合は、携帯ショップの店頭サポートなどを利用すると良いでしょう。 高齢者の方にとって利用頻度が高かったり、便利さを実感しやすいアプリの例には以下の4つがあります。これらのアプリをホーム画面の操作しやすい場所に設置すると良いでしょう。 ■拡大鏡 拡大鏡アプリは、小さな文字を読みやすくするための便利なツールです。スマホのカメラを使って文字や物を拡大表示できるため、新聞や雑誌の細かい文字も簡単に読むことができます。 アプリを使用するには、Google Playにアクセスし、アプリをインストールしておきましょう。