パリSGが狙う悲願のCL制覇に「楽観論」と「悲観論」【ワールドサッカーダイジェストのザ・ジャーナリスティック】
歴代王者不在のブロックで次の対戦相手はアタランタ
パリSG攻撃陣は、チーム始動後の練習試合で好調を維持。ただ、エムバペ(左から2人目)がフランス・カップ決勝で右足首を負傷し、CLに向けては不安要素を抱えている。(C) Getty Images
悲願のCL初制覇へ、7月10日に開催された組み合わせ抽選会の結果、パリSGの前に大きな道が開けている。ビッグイヤーを掲げれば、クラブ史上初。大きなこの挑戦にどのような状態で臨むのか、楽観論と悲観論は?(文:フランソワ・ヴェルドネ/訳:結城麻里 2020年8月6日発売ワールドサッカーダイジェスト『ザ・ジャーナリスティック フランス』を転載) ―――◆―――◆――― エディンソン・カバーニが6月いっぱいで、パリ・サンジェルマンを退団した。しかし、在籍7シーズンでクラブ史上最多の公式戦200ゴールを記録(出場は301試合)したこのストライカーを失っても、パリSGの得点力は落ちそうにない。 チーム再始動から最初のフレンドリーマッチ2試合で、パリSGは実に16ゴールを叩き出している。スコアは、2部のル・アーブルと対戦した7月13日の試合が9-0で、4日後のワースラント=ベベ
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