ふかわりょう 50歳でR―1挑戦の理由は「後ろめたさの種がぶわーっと開花した」
お笑いタレントのふかわりょう(50)が2日放送のTBSラジオ「土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送」に出演。R―1挑戦の理由を明かした。 ふかわは8月19日、50歳の誕生日にX(旧ツイッター)で「本日、50歳になりました。芸能生活30年。R―1グランプリに挑戦します!」と宣言し話題となった。 20歳でお笑いの門を叩いたふかわだが、R―1グランプリには1度も出たことがないという。「お笑いライブを割と早くに退いた。あんまり舞台はやっていない。そもそもテレビの中に入りたいっていう思いが強すぎて…」と説明した。 その自身のキャリアに対して「後ろめたさみたいなのがどっかにあった」と話し「でもそれを無意識に隠して、見て見ぬふりしながら来て、やがて消えるかなって思ったんだけど、30年たった今、まだいるんですよ。MXが終わるだったりとかいろいろ風が吹いてるとき、居ても立っても居られない状態というか。R―1のキャリア制限もなくなったことだし、チャレンジしてみようかなっていう。うしろめたさの種がぶわーっと開花したような」とR―1挑戦の経緯を告白した。さらに「『芸人なのに』『芸人のくせに』って散々浴びたんです。そういう風に浴びた言葉が後ろめたさの種を育てた」と明かした。 ふかわはすでにR―1のために夏頃からお笑いライブに出演している。「板の上に立つっていう行動がさ、ひとつの歯車みたいになって。その小さい歯車が他の歯車に力を与えてきてる」と手応えを感じている様子だ。「そこで浴びる拍手なり笑い声って、テレビとは違うじゃない。お客さんの純粋な笑い声を浴びるって栄養になるというか…」と心境を述べた。
東スポWEB