世界初の民間月面探査へ ispaceが進捗説明会(全文1)2021年に月面着陸へ
日本初の民間企業による月面探査をめざす宇宙ベンチャー「ispace(アイスペース)」は22日午前、同社が計画している民間の月面探査プログラム「HAKUTO-R(ハクトアール)」について記者会見を開いた。 【動画】月面探査「HAKUTO-R」がミッション変更 21年に月着陸 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「月面探査「HAKUTO-R」がミッション変更 21年に月着陸(2019年8月22日)」に対応しております。 ◇ ◇
袴田氏のあいさつ
秋元:本日は「HAKUTO-R」プログラム進捗記者説明会にご来場くださいまして誠にありがとうございます。私、本日司会を務めさせていただきますispace秋元と申します。どうぞよろしくお願いいたします。それではまず主催者を代表いたしましてispaceのファウンダー代表取締役、袴田武史よりご挨拶をさせていただきます。袴田さん、よろしくお願いいたします。 袴田:皆さんこんにちは。ispace代表袴田です。本日は連日真夏日が続く中、そして本日ちょっとお足元が悪い中、そしてお盆明けのお忙しい中にかかわらず、弊社の「HAKUTO-R」の記者発表にお越しいただきまして本当にありがとうございます。 昨年9月に「HAKUTO-R」のプログラムの始動、そして打ち上げ時期の発表をさせていただきました。それから約1年がたちました。この1年の間に世界では宇宙産業、マーケットが大きく動きました。そしてわれわれの事業環境もめまぐるしく変化をしています。この変化に対応するために、「HAKUTO-R」としてのミッション内容、そしてスケジュールを含む計画の変更を今回することにいたしました。 また、今年2月には日本航空さま、三井住友海上火災保険さま、日本特殊陶業さまの3社のコーポレートパートナーさまを発表させていただきました。そしてこのたび、新しく3社の企業さまに「HAKUTO-R」のパートナーに参加いただくことになります。この機会に報道関係者の皆さまに「HAKUTO-R」全体のプログラムの進捗のご説明とともに、新しいコーポレートパートナーの皆さまを発表させていただきます。 報道関係者の皆さまにはご質問にお答えする時間も取らせていただきますので、本日は最後までどうぞよろしくお願いいたします。 秋元:袴田さん、ありがとうございました。それでは引き続き袴田より「HAKUTO-R」プログラムの進捗についてご説明をさせていただきたいと思います。袴田さん、引き続きよろしくお願いいたします。