中山美穂さん急死のショック止まず…妹・忍は自宅へ 浜崎貴司は死の前夜にLINEやり取り明かす
女優で歌手、中山美穂さん(54)の急死から一夜明けた7日、妹で女優、中山忍(51)が東京・渋谷区にある故人の自宅を訪れた。突然の訃報にこの日も衝撃が収まることはなく、同時代にアイドルとして活躍した荻野目洋子(55)らがSNSなどで追悼。ミュージシャンの浜崎貴司(59)は、死の前日にLINEでやり取りしていたことを明かした。 【写真】故・中山美穂さんの自宅に入った妹の中山忍 まさかの訃報から一夜。美穂さんの自宅に午後1時過ぎ頃、妹の忍が入った。関係者が運転する乗用車を降りるとマスクを取り、約25人の報道陣に向かい一礼した。 忍は6日夜にも同所を訪れており、報道陣を前に「突然のことで私も今お話しできることが何もありませんので、改めましてお話しさせていただくことができたらと思います」と話していた。この日はコメントすることはなかったが、自宅内で関係者と葬儀などについて打ち合わせを進めていたもようだ。 関係者は本紙などの取材に、喪主は忍が務めると明かした上で「日程や場所など詳細は決まっていない」と説明。検視中とみられる遺体については、8日にも自宅に戻る可能性を示した。 芸能界の仲間たちも、「ミポリン」の突然の死をまだ受け止めきれずにいる。1980年代のアイドルとしてともに黄金時代を築いた荻野目はX(旧ツイッター)で「きっと一般的に日々を過ごす場合の何百倍も多く人に会う仕事なので、10代の頃から『死』と向き合う数も多かったのだと思う」と、自身の経験も踏まえて故人の心境に思いをはせた。そして「なんでいなくなってしまったんだろう…」と早すぎる別れを惜しんだ。 ロックバンド、FLYING KIDSのボーカル、浜崎は5日の午後7時頃まで美穂さんとLINEで連絡し合っていたと公表した。今月1日にビルボード横浜で行われた美穂さんのライブに参加予定だった浜崎は、当日の熱発でキャンセル。これに対し、美穂さんが5日に「体調大丈夫ですか?」とメッセージを送ってきたという。 「ライブ前の体調管理の難しさを二人で話し合いました 彼女は人に会うのを制限するほど体に気を遣っているとのことでした」と明かし、「前日の夜までごく普通に、翌日のライブに向けて準備していたようです」。急死の直前まで前向きに仕事に取り組んでいたことは確かなようだ。
警視庁渋谷署によると美穂さんは6日正午過ぎ、水が張られた浴槽内に座った状態で事務所関係者らに発見。現場で死亡が確認された。玄関は施錠され、目立った外傷もないことなどから、ヒートショックなど病死や事故の可能性が高いとみられている。