センバツ高校野球 作新学院主将ら、福田知事を訪問 「大紫紺旗持ち帰る」 /栃木
第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する作新学院(宇都宮市一の沢1)の選手たちが28日、福田富一知事を表敬訪問し、センバツに向けた決意を語った。【鴨田玲奈】 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 県庁を訪れたのは、高橋光男総合進学部長と小針崇宏監督、小森一誠主将(2年)、小川哲平投手(同)、岩出純捕手(同)の5人。福田富一知事から「力を存分に発揮し、作新学院らしい試合展開で勝利を収めてほしい。62年ぶりに大紫紺旗を持ち帰ってきてくれることを期待している」と激励を受けた。 小森主将は「センバツに出場できるチャンスをしっかり生かして、秋に日本一になれなかった分、栃木に優勝旗を持って帰れるように頑張りたい」。小川投手は「関東大会では栃木の皆様にたくさんの声援をいただいた。甲子園で自分たちがプレーする姿を見せて、栃木の皆様に元気と感動を与えられる野球をしたい」と意気込んだ。 ◇毎日新聞支局も この日は宇都宮市馬場通り1の毎日新聞宇都宮支局も訪問。20~25日に静岡県で行った合宿について、小針監督は「普段とは違う環境で練習に取り組み、集団生活の中でたくさんコミュニケーションを取り、チームの士気を上げることができた」と手応えを語った。岩出捕手は「今週から練習試合が始まる。ここから試合勘や雰囲気を上げていき、センバツに臨みたい」と決意を述べた。 選手らは宇都宮市役所も表敬訪問した。