鉄道の跡「廃線敷」を歩く! 明治時代の高い技術が目の前に…旧篠ノ井線の跡地を整備しトレッキングコースに
長野県筑北村では、かつての篠ノ井線の跡地を歩いて楽しめるように整備する取り組みが始まっています。 眠っていた「廃線敷」を飯塚アナウンサーが歩きました。 【写真を見る】鉄道の跡「廃線敷」を歩く! 明治時代の高い技術が目の前に…旧篠ノ井線の跡地を整備しトレッキングコースに まずは筑北村のJR西条(にしじょう)駅から安曇野方面へ。 いまの篠ノ井線と、かつての篠ノ井線との分岐点があります。 【飯塚アナ】「西条駅から安曇野方面に少し来たところです。ここに見どころの一つがあるんですね」 【筑北村観光課・山越玲彦(やまこし・あきひこ)さん】「電線が架かっていない電柱があるんですが、そこから右側にそれていくように廃線になっています」 篠ノ井線の西条駅から明科(あかしな)駅(安曇野市)の区間は、開業した明治35年・1902年から1988年まで今とは別のルートを走っていました。 筑北村ではこの区間の「廃線敷」をトレッキングルートとして整備する事業を始めました。 かつての篠ノ井線をたどる旅、まずは西条駅を出て最初のトンネルです。 小仁熊(おにくま)トンネルができたのは明治35年・1902年。 いまから120年以上前の開業時です。 まだ整備の途中で、今回は特別に許可を得て中に入らせてもらいました。 (ドア開ける) 【飯塚アナ】「ほんとに真っ暗なんですね…なんか湯気みたいなものがでてきますけど」 【山越さん】「水蒸気です」 普段、入り口がふさがれていることもあってトンネル内は湿度が高く、水蒸気が立ち込めます。 村は今後、照明を設置する計画ですが、今は懐中電灯がないと何も見えません。 トンネル内のレールは外されていますが、懐中電灯を照らしながら進むと、中にはいたるところに当時の設備や表示が残されています。 長さ365メートルのトンネルは天井に至るまで、レンガがきっちりと積まれています。 すると・・・ 【飯塚アナ】「おおっこわいこわい・・・コウモリがいっぱいいるんですけど」 撮影の時は無数にいたコウモリですがその後、追い払いをしたそうです。 【トンネルを出た飯塚アナ】「あ~楽しかった…コウモリにはビビりながらでしたけど」
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