日本ハム・山崎福也、今季の目標はプロ1号 春季キャンプではパ・リーグ投手では異例の打撃練習も
日本ハム・山崎福也投手(32)が7日、母校である東京・日大三高で自主トレを公開。オリックスからFA移籍2年目の今季も〝プチ二刀流〟として、目標にプロ初本塁打を掲げた。 「プロ野球人生で1本は打ちたいという夢があるので頑張ります」 パ・リーグ一筋ながら、10年間で28打数7安打の打率・250。昨年5月30日の阪神戦(甲子園)では「6番・投手」で起用され、決勝打を放った。それだけに本気だ。すでに「日頃から握っていないと重く感じるのでなるべく軽く」と昨季の890グラムから軽量のバット、紫とピンクの派手なツートンカラーの打撃グローブも発注済。さらに「(新庄)監督にも言われているので、2月にもちょこっとやる。アーチスト清宮に打球角度について聞いてみたい」と、パの投手としては超異例の春季キャンプ中の打撃練習を敢行する。 「まずは交流戦での記録を目指して」とにやり。現在、パの投手として4年連続安打を継続中で、今季は最長タイ記録となる5年連続が懸かる。「交流戦も日本シリーズもバッティングというモチベーションがあるので楽しみ」。打者・福也からも目が離せない。(東山貴実)