四季報「夏号」先取り ! 高配当利回り銘柄ランキングTOP50
四季報オンライン
6月13日発売の 『週刊東洋経済』6月18日号 では「株の道場 仕込み場到来!」を特集。 『会社四季報』2022年夏号 の先取り8大ランキングのほか、弱気相場に勝つための7大投資法などを解説している(本記事は『週刊東洋経済』6月18日号から転載したものです)。相場の見極めが難しいときは、配当利回りに着目した投資法も有効だ。配当利回りは、購入した株価に対し、どれだけの配当を得られるかを示す数値。ここでは増益が予想される企業のうち、「四季報予想の今期配当÷6月3日の株価」で算出した配当利回りの高い順にランキングした。 トップは電設資材大手の日東工業(6651)。5月に資本政策の見直しを発表した。これまで30%だった配当性向を、今期・来期は100%へ引き上げるというもの。その結果、1株当たりの配当額は前期の50円から今期177円へ大幅に増える見通し。業績は堅調で、今期は後半にネットワーク機器が持ち直し増益になると見込む。 自動車部品の三ツ星ベルト(5192)とパイオラックス(5988)も同じように資本政策を見直し、いずれも配当性向を100%に引き上げる。配当政策の発表後、3社の株価は急伸したが、配当利回りから見れば、まだ投資妙味があるといえる。
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並木 厚憲