「海難救助のスペシャリスト」潜水士の選考会 海上保安官13人が“海猿”を目指す 第7管区海上保安本部
FBS福岡放送
海難事故の際に最前線で救助活動にあたる潜水士、いわゆる“海猿”を目指す選考会が26日、北九州市で開かれ、海上保安官13人が参加しました。 北九州市戸畑区で行われた選考会には、第7管区海上保安本部が管轄する長崎や大分、山口などから潜水士を目指す海上保安官13人が参加しました。 海上保安庁の潜水士は、海に潜り人命救助や行方不明者の捜索などを担う「海難救助のスペシャリスト」です。 選考会では25メートルプールを息継ぎせずに進む水平素潜りや、自由形で300メートルを泳ぐ力などが試されました。 ■ 堂園尚暉さん(24) 「目標として 人命救助のほかにも様々な潜水士としての業務はたくさんありますので スペシャリスト それから海上保安官として何でもできるような海上保安官潜水士となりたいと思います」 選ばれた海上保安官は、広島県の海上保安大学校で行われる約2か月間の研修に臨み、潜水士として配属されることになります。