韓流ドラマの火付け役、チェ・ジウを取材 娘の成長語り母の顔「とてもかわいくて」
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韓流ブームの火付け役のひとりとして知られる韓国の俳優、チェ・ジウさん(49)にインタビュー。2020年に誕生した娘の成長についてや、共演者との交流について語ってくれました。 【画像】チェ・ジウ 7年ぶりに映画出演で来日 チェ・ジウさんといえば、ペ・ヨンジュンさん(51)と共演した2002年制作のドラマで注目を浴び、一躍人気に。以降も俳優として多くの作品に出演し活躍し続けています。
■7年ぶりのスクリーン復帰 “笑うことができない女性”演じたホラー作品
チェ・ジウさんが7年ぶりに出演した、現在公開中の映画『ニューノーマル』は、6人の男女の運命が奇妙に絡み合うホラー作品。チェ・ジウさんは、物語のキーパーソンとなる“笑うことができない女性”を演じ、新たな一面を見せています。 ――映画の出演を決意した理由を教えてください 最初は私もためらいました。新しいジャンルですし、新しいキャラクターなので。監督に対する信頼が大きかったですし、一方では挑戦してみたいという欲もあったので、ふたつが合わさって出演しようと決めました。 ――映画のポイントを教えてください 幽霊よりも怖いのは人だということがわかると思います。最近は人は安全だという壁がなくなってしまったように思います。それをこの映画を見ると感じられると思います。ですが、ただ怖いだけではなくて、ウイット(ユーモア)もありますし、楽しめる要素がたくさんあるので楽しく見られると思います。
■長年のキャリアを経て思うこと 共演者との交流も
数々の代表作を生み出し、長年活躍し続けるチェ・ジウさん。それは韓国だけにとどまらず、日本のドラマにも多数出演するなど国を超えた人気を博しています。 ――長年活躍しているチェ・ジウさんだからこそ思う、韓国作品の現在と昔の違いはありますか? 当時はその当時の私の年齢に合った役があったと思います。今は今の状況に合った作品があると思っています。今は今で代わりに感情の幅が広がってるので、以前よりも成熟した演技をお見せできると思っています。 過去に複数共演したことのあるクォン・サンウさんとのエピソードも明かしてくれました。 ――過去作品の共演者と交流はありますか? 今はクォン・サンウさんと同じマンションに住んでるんです。ご近所さんです。なのでエレベーターでお会いしたりとか、駐車場でお会いしたりすると「どうしてる?最近何してるの?」なんて挨拶をして、頻繁に会う機会があります。ゴミを捨てに行ったときも会ったら「こんにちは」って。 ――様々な現場を経験されていると思いますが、国によって撮影現場の違いはありますか? 今はどの国も似ているような気がします。東京に7~8か月滞在しながら撮影をしていたことがあるので、久しぶりでも全くぎこちなさがないです。共演した俳優さんたちが私のことを気づかってくださるんです。なのでとても感謝しています。おいしいものを届けてくださったり、お弁当をくださったり、すごくうれしかったです。おかげで楽しく撮影できました。 ――ちなみに好きな日本食は? そば好きです。とんかつも好きです。生ビール好きです。刺し身好きです。酒好きです。好きなものがたくさんあります。 ――今回の来日では何を食べましたか? 今回はさっきはお弁当を食べました。昨日は焼き鳥を食べました。 ――俳優として働くなかで幸せだなと思う瞬間を教えてください 今この瞬間も幸せだなと思ってます。これまでと全く違う新しいキャラクターを演じたときに、それを見てくださった方がよかったよとか、新しい姿にびっくりしたと聞くと、それがやはり大きな力になります。そしてまた次の作品を頑張ってやろうとなりますし、次はどういう作品を選ぼうかなという気持ちになります。