「義実家でシャワーをするとお湯を切られる…」しれっと意地悪をしてくる姑が抱えていた「嫁の実家が裕福」という情けなすぎる動機
もちろん最初は気のせいだ、私の気にしすぎ、姑はうっかり間違えてしまったのだろうと思うようにしていた。 しかし、姑の言動や行動は次第にエスカレートしていった。特に身なりに対して何かと文句を言われることが多かったようだ。
月に一度、ネイルサロンへ通いネイルアートを楽しんでいる麻美さん。子どもが生まれる前から通っていて、担当者と会話しながら指先が綺麗になっていく時間が大好きなよう。 トレンドのデザインをした際には「爪にこんな石(ストーン)つけてお米研げるの?」「ネイル一回で6,000円?どうせ落とすんでしょ?もったいない」など、ネイルをしているだけなのに2~3個の嫌味を言ってくる。 流行のインナーカラーをした際は、笑いながら「品がなくない?」「私は好きじゃない」発言。麻美さんからすると好きなお洒落をしているので、姑の意見や干渉は必要としていない。 「義家族や親戚は、姑をハッキリしてサバサバな性格というけど、何も考えず無神経発言してるだけですよ。何度それでイラッとしたことか。 『そんなに嫌なら義実家と極力関わらなければいいじゃん』といった意見もありますが、義家族は親戚付き合いが密で、関わらないのは難しいんです。結婚する前に姑の本性を知っておけば……と後悔です」 嫌味を言われるのは、多少スルーできるのでまだよかったようだ。しかし、彼女が姑にブチ切れた事件が起きたのは、息子の2歳の誕生会のときだった。 本来は家族3人で息子の誕生日をお祝いする予定だったが、姑からの提案で義実家でおこなうことになったようだ。夫の妹が東京から帰省する日程と重なったため、それなら皆で義実家でお祝いしようという流れだった。 「息子の誕生日2週間前、姑から『ケーキは私が用意するね』と言われたのに、当日義実家へ行くとケーキがないんです。お義母さんが用意するって言ってましたよね?と告げると『そんなこと言ってない』と言われ、慌てて市内にあるケーキ屋さんに問い合わせてホールケーキを確保。 これ、わざとなんです。前にも土壇場に立たされた私を試すような出来事があって、積もり積もったストレスが爆発しました」