リーズに逆転勝利の伊藤あおいが初のツアー本戦で準決勝へ快進撃 [木下グループジャパンオープンテニス]
リーズに逆転勝利の伊藤あおいが初のツアー本戦で準決勝へ快進撃 [木下グループジャパンオープンテニス]
国内開催のWTAツアー公式戦「木下グループジャパンオープンテニスチャンピオンシップス」(WTA250/大阪府大阪市・モリタテニスセンター靱/本戦10月14~20日/賞金総額26万7082ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、伊藤あおい(SBC メディカルグループ)がラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のエバ・リーズ(ドイツ)に6-7(8) 6-2 6-3で逆転勝利をおさめてベスト4進出を果たした。 ~木下グループジャパンオープンで予選からの快進撃で4強入りを決めた伊藤あおい選手~ 接戦となった第1セットをタイブレークの末に落とした伊藤は雨による中断を挟んだ5-2からのサービスゲームをキープして第2セットを取り返すと第3セットで4-0とリードを広げ、5-3から合計6度目のブレークに成功して2時間16分で勝利を決めた。 同大会に2年連続出場となる20歳の伊藤は、予選2試合を勝ち抜き本戦入り。ツアー初挑戦だった昨年は、予選1回戦でバレリア・サビンキ(ロシア)に6-7(6) 1-6で敗れていた。 両者は今回が初顔合わせ。今大会での伊藤は1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したソフィア・ケニン(アメリカ)を6-2 3-6 7-5で、2回戦では世界ランク50位で第8シードのエリザベッタ・コッチャレット(イタリア)を6-4 6-3で破って8強入りを決めていた。 伊藤は準決勝で、予選から勝ち上がってきたキンバリー・ビレル(オーストラリア)とワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した18歳の齋藤咲良(富士薬品)の勝者と対戦する。
テニスマガジン編集部