新日本科学 新本社ビル完成 医薬品開発と本社機能を集約 鹿児島
鹿児島放送
医薬品開発などの分野で高い技術力を誇る新日本科学の新本社ビルが鹿児島市に完成し、落成式がありました。 鹿児島市宮之浦町にある新日本科学の新本社ビルは地上8階建てで、のべ床面積が約1万3000平方メートル、2022年12月から約54億円かけて工事が行われました。 落成式の神事落成式では神事が執り行われ、関係者約60人が完成を祝いました。 【新日本科学 永田良一 会長兼社長】 「今回は分析と事務棟、社員のレクリエーションルームということでしたけど、今後、あと2つ(拠点整備の)計画があります。同じ規模の計画を持っていますので、着々とその設計をやっているところです」 サーバールームは震度6の地震にも対応できる免震構造で、データを完璧に保存できるということです。 【記者 北之園】 「全てのシステムをここで制御していて、下のほうから冷たい空気が上がってきて、この中は一定の温度に保たれるようになっています」 3階の分析室建物内の大部分を占める新薬開発の研究施設はこれから分析装置などが設置され、受託キャパシティーは、これまでの1.5倍となっています。 今年8月の本格稼働を目指します。