チャーハン、餃子、ラーメン・パスタ…プロと編集部員が選んだ本当に美味しい「冷凍食品」はこれだ!
誰でも美味しくつくれる
●餃子 多くの冷凍餃子には水や油が予め仕込まれており、フライパンに蓋をして約5分焼くだけで、誰でも美味しく仕上げられる。普段料理をしない40代男性部員が不慣れな手つきで焼いた餃子も美味しそうに仕上がった。 「味の素と、大阪王将の味を冷凍にするイートアンドフーズが餃子の二強と言われていましたが、そこにマルハニチロも参入してきて、老舗中華の名店が監修した赤坂璃宮の餃子をつくった。素材にこだわりが見られます」(タケムラ氏) 「肉の旨みが強い」「味がやや薄い」と賛否両論あった赤坂璃宮の餃子を上回ったのが、生姜好きのためのギョーザである。「生姜のインパクトが凄い」のほか、女性部員から「にんにく不使用が嬉しい」という声も挙がった。 ●麺類 「あまりにレベルが高すぎる!」と驚愕の声が連発したのは麺類だった。 タケムラ氏が10点満点をつけたのは、鍋で煮るだけのえびそば一幻 あじわいえびみそである。 「札幌の有名店『えびそば一幻』にも足を伸ばしましたが、お店で食べるのと大差ない出来栄えです。開発者はお店の方が納得するまで何度も通ったと語っていました」 一方、西川氏は長崎にある名店の味を再現したお水がいらない 四海樓監修 ちゃんぽんを、「海鮮の旨みがしっかりと濃厚で、炒め野菜の甘みが加わり、レベルが高い」と称賛する。 「シャキシャキしたごぼうの風味が秀逸」という3位にランクインした福岡名物の肉ごぼう天うどんと同様、ご当地麺も自宅で食べられるのだ。 ランキング表も参考に、さて今夜はどの冷凍食品を……と悩んでみようではないか。 「週刊現代」2024年6月22日号より
週刊現代(講談社)