“同性婚”発表の一ノ瀬文香さん「セクシャルマイノリティも結婚したい」
■公表には批判的な反応もあった
同性愛者の中でも、結婚をしたい人もいれば、したくない人もいるでしょう。「結婚をする/しない」の選択がないと平等ではないと思うんです。だから、どんどん同性婚をしてほしいです。それが可視化にもつながります。一番はその人たちのためにしてほしい。それが可視化されれば、それが社会貢献になります。 ――セクマイの人たちが身近にいるという人たちには? セクシャリティは個性の一つ。生活にかかわる大事なことです。その人を個人としてみてほしいです。 ――セクマイの人が家族いるという人には? 日本は、男女が結婚して、男性が働き、女性が専業主婦という形がありました。しかし、それが崩れてきています。いろんな家族のあり方があるんです。子どもを信じて、応援してほしいと思います。 ――結婚をする相手、茜さんに一言。 これからも末長くよろしくお願いします。 (取材/文、撮影:渋井哲也)
■一ノ瀬文香(いちのせ・あやか) 1980年栃木県出身。タレント。コメンテーターや女優としても活動。2009年、写真週刊誌「FLASH」でレズビアンであることをカミングアウトした。映画「カミングアウト」にも出演。「一ノ瀬文香オフィシャルブログ」を開設している。恋愛.jpでコラムを執筆することになった。