【ラグビーW杯】ニュージーランドと南アフリカが単独最多4度目の優勝をかけて決勝で対戦
■南アフリカ 史上2チーム目の連覇へ 開催国も撃破し世界ランク1位復帰
対するは、ニュージーランド以外はまだ果たしていないW杯連覇と最多4度目の優勝を虎視眈々と狙う南アフリカ。 プール戦でアイルランドに敗れたことで一時は連覇が遠のいたかに見えましたが、準々決勝で開催国フランスに勝利したことで世界ランキング1位へ返り咲きました。準決勝でもイングランドに劇的逆転勝利を収め、2大会連続で決勝へ駒を進めています。
南アフリカのメンバーにもリーグワンのチーム所属の選手が7名も名を連ねています。 LOフランコ・モスタート選手、FLピーターステフ・デュトイ選手、SHファフ・デクラーク選手、CTB(センター)ダミアン・デアリエンディ選手、ジェシー・クリエル選手、WTBチェスリン・コルビ選手、そしてリザーブのFLクワッガ・スミス選手です。 2019年大会の優勝キャプテンでもあるFLシヤ・コリシ主将、正確なキックで勝利に貢献中のSOハンドレ・ポラード選手のパフォーマンスにも注目です。 ラグビーが産声を上げたとされる1823年からちょうど200年となるメモリアルイヤーに行われてきた、節目の第10回W杯の掉尾(ちょうび)を飾るのはどちらの強豪か。 いずれも大会出場回数の半数で決勝に進出しているW杯の顔同士の歴史的名勝負は、パリ近郊のスタッド・ド・フランスでキックオフを迎えます。