中村敬斗、左甲の骨折も影響なし 立ち上がりから伊東純也と見せ場連発 Sランスは0-0ドロー
<フランスリーグ:ストラスブール0-0S・ランス>◇8日◇第14節◇ストラスブール 日本代表FW伊東純也(31)とFW中村敬斗(24)のスタッド・ランスは、アウェーでストラスブールと0-0で引き分けた。 中村、伊東は立ち上がりからいつもと変わらぬ切れ味鋭いプレーを披露した まず前半2分だった。右手甲を骨折し、患部を固定して包帯を巻いた状態でプレーした中村が元気な姿を見せた。ペナルティーエリア左角付近でパスを受けると、得意の左45度から対角を巻いて狙うシュートを放った。ここはGKペトロビッチのファイセーブではじき出された。 続く前半10分、今度は左サイドの中村がファーポストへクロスボールを送り、伊東がヘディングシュート。シュートはゴール枠を外れた。 前半44分には左クロスから伊東が右足ダイレクトで狙った。叩きつけられ鋭い弾道に対しペトロビッチが躍動。アクロバチックなセーブによって阻まれた。 後半早々にSランスもピンチを迎えたが、ストラスブールFWバクワが1対1でシュートミス。均衡は保たれたまま試合は進んだ。 中村、伊東ともに攻撃の急先鋒役となって、後半も相手の脅威となり続けた。そして中村は後半41分に途中交代でベンチに下がった。伊東はフル出場した。 Sランスは終盤、攻め込まれる回数が増え、決定的なシュートも打たれたが、GKディウフがファインセーブ。ゴールを許さず0-0で引き分けている。