「中国サッカーには後継者がいない」中国メディア、ACLEでヴィッセル神戸に山東泰山が敗れため息「日本は力強い」
AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)のリーグステージ第2戦、ヴィッセル神戸対山東泰山の試合が2日に行われた。この試合は、神戸が2-1で勝利している。中国メディア「SOHU」は現地時間3日に、アジアの戦いで思うような結果が残せない中国の各クラブについて言及していた。 【リーグフェーズ順位表・対戦表】AFCチャンピオンズリーグエリート24/25 2日に行われたACLEのリーグステージ第2節では、神戸が対戦した山東の他にも上海海港が韓国の浦項スティーラースに0-3、上海申花がマレーシアのジョホール・ダルル・タクジムfcに0-3で敗北。中国のトップクラブでもある3チームが、すべて負けたということもあり現地では衝撃が走ったようだ。 同メディアは、「中国スーパーリーグの強豪、上海海港、上海申花、山東泰山がいずれも敗北を喫した。この結果は間違いなく中国サッカー界への警鐘となる」と述べた上で、特に日本のヴィッセル神戸について次のようなコメントを送っている。 「日本チームの力強いパフォーマンス。ヴィッセル神戸は、今節はボール支配率58%と好成績を収めてシュート数も16対9で上回った。14分の宮代大聖のヘディングシュートで勝利の扉が開き、日本人選手の技術力と戦術力がいかんなく発揮された。このパフォーマンスは間違いなく中国選手たちの負けだ。日本のボールコントロールとシュートの強さは、選手たちの個人的なスキルと戦術の実行に反映されている。ベテランも新人も目覚ましい活躍を見せており、このギャップは中国サッカーにとって大きなプレッシャーとなっている」 そして、「中国サッカーには後継者がいない」と題して、「アジアサッカーの最高レベルの競争の舞台で、中国サッカーが直面する相続格差問題が再び顕著になった。日本サッカー界は宮代のような優秀な若手選手が続々と台頭しており、彼らはかつてワールドユースで実績を残し、現在はキャリアの絶頂期にある。今後のAFCチャンピオンズリーグや代表の対決を見据えると、間違いなく中国と日本代表の選手たちの力の差は広がるだろう」と、クラブの力の差が代表チームの力の差に反映されており、今後も代表チームの力の差が広がる可能性に警鐘を鳴らしていた。
フットボールチャンネル編集部