“つながらない権利”で……72.6%が「勤務時間外の連絡拒否したい」 ストレスや「睡眠の質」悪化も【#みんなのギモン】
日テレNEWS NNN
連合の調査によると、勤務時間外に業務上の連絡に対応しなくていい「つながらない権利」を望む人は7割を超えます。ただ、実際は多くの人がその連絡を経験してストレスを感じています。海外では法制化などで導入されていますが、日本ではどうでしょうか? そこで今回の#みんなのギモンでは、「つながらない権利…ほしい?」をテーマに、次の2つのポイントを中心に解説します。 ●時間外の連絡で睡眠の質悪化? ●海外で続々導入 日本では?
■街で聞く…休日に業務の対応する?
近野宏明・日本テレビ解説委員 「つながらない権利はご存じでしょうか? 勤務時間以外に、会社や勤め先からのメールや電話、チャットなどに対応しなくてもいい権利のことです。東京・有楽町で5日、実際どうなのか聞いてみました」 ――休日に業務の対応はしていますか? 小売業(30代) 「対応してます。急ぎで返答が必要な内容ですとか、取引先企業からの連絡があったりとか」 建築関係(50代) 「火急の用事でなければ、出なくてもいいかなというのはあります」 医療関係(20代) 「職場からかかってきたらドキッとはするので、いつでも出られるようにはしておくんですけど、あまりかかってくると『うーん』みたいな…」 鈴江奈々アナウンサー 「皆さん、オン・オフをつけたいのだと思います。ただ私もアナウンス部のシフト調整をする立場になると、(例えば)休み明けのシフトについて『急ぎだから連絡したいので、メール見てもらえたら…』と思っちゃうこともあります」 忽滑谷こころアナウンサー 「私の感覚では休みの日にバンバンメールや電話が来る意識はなく、急な用の時は上司の皆さん、いつも『休みの日にごめんね』とものすごく申し訳なさそうな前置きをしてくださるので、ストレスに感じることはあまりないですね」 山崎誠アナウンサー 「アナウンス部でも確かに、電話越しに頭を下げている上司は見たことがあります」 近野解説委員 「私も家で家族と過ごす休日なのにメールを見たり電話をしたりして、嫌がられたり、『どうなのよ』とたしなめられたりすることはあります」