【バイクのニューモデル】BMWが新型「F 900 R」「F 900 XR」を発表! 足まわりを中心にブラッシュアップ、軽量化も実現
同じエンジンを共有するロードスターとクロスオーバーモデルがモデルチェンジ
BMWモトラッドは2024年11月21日、欧州で販売する新型「F 900 R」および新型「F 900 XR」を発表した。 【写真はこちら】新型「F 900 XR」の全体、カラーは3色 2019年のEICMA(ミラノショー)で発表され、2020年から日本でも販売されているBMWの「F 900 R」と「F 900 XR」。軽量・コンパクトな車体に、排気量895ccの水冷DOHC4バルブ並列2気筒エンジンを搭載する。 「F 900 R」はネイキッドスタイルのロードスターで、「F 900 XR」は長距離走行の快適性に長けたクロスオーバーモデル。大型輸入車のなかでは、日本の道や日本人の体格との相性もよく、ツーリングやワインディング走行を無理なく楽しみやすい2台だ。 欧州で発表された2025年モデルは、欧州の排出ガス規制であるユーロ5+に対応しながら、最高出力105HPをキープ。また軽量化と足まわりを中心とするアップデートが図られた。スタイリングに大きな変更はない。 両モデルともプリロード調整が可能なΦ43mmの倒立フォークを新たに装備。17インチのアルミ鋳造ホイールも新たなもので、従来モデルより1.8kgの軽量化を実現している。BMWのコーナリングABS「BMW Motorrad ABS Pro」も標準装備された。またバッテリーも新たなものとなり、0.8kgの軽量化を果たしている。 さらに「F 900 R」はディメンションが見直され、従来型よりもスポーティなライディングポジションになっている。「F 900 XR」はフロントフェアリングの形状が変更されて空力性能をアップ。これまで以上に長距離走行が快適になったという。USBタイプCの電源ソケットも新たに採用された。
webオートバイ編集部