【F1】角田裕毅は「すでに次のチームを探している」英メディア指摘、ホーナー氏の舌禍も批判
F1レーシングブルズの角田裕毅(24)が、移籍に向けて動き出したと英メディアが報じた。 角田は昨年急成長を遂げてチーム内外からの評価が高まり、親チームのレッドブルでセルジオ・ペレスの不振により更迭論が高まった際には後任候補に浮上。しかし、クリスチャン・ホーナー代表の方針で落選し、同じチームで後輩のリアム・ローソンが昇格を果たした。 その決定後、ホーナー代表は角田に向けて〝退団勧告〟とも取れる発言を公の場で行って物議を醸し、それと前後するように角田の去就問題も過熱。そして移籍へ向けた動きが出てきた。 英メディア「GPファンズ」は角田を特集。「F1スターは2025年の計画にもかかわらず、すでに次のチームを探しているはずだ」と題して退団の動きを指摘した。 続けて「新年を迎えるにあたり、ほとんどのドライバーが新シーズンに完全に集中する一方で、角田裕毅は、いくつかの要因により現在の環境から抜け出す方法を模索し、すでに26年に向けた計画を立てているはずだ」と移籍に向けた動きを本格化させていると主張。 「角田はすでに26年の潜在的な空席と、レッドブル・ファミリーからの離脱をしっかりと見据え、キャリアを本格的にスタートさせようとしているはずだ」と重ねて強調した。 また同メディアはホーナー代表の角田への退団勧告は〝不適切〟だと糾弾。「ホーナーのコメントには、ベテランドライバーをいつまでもジュニアチームにとどめておくことはできないという点で一面真実かもしれないが、コメントのタイミングは間違っており、その残酷な性質はほとんど必要なかった」と斬り捨てた。 角田のレッドブルグループからの離脱はもはや避けられないのか。
東スポWEB