「蒼井優」がネトフリ注目作「阿修羅のごとく」出演 「男っ気なし」「潔癖症」の三女役にかかる期待
1月9日から配信されるNetflixシリーズ「阿修羅のごとく」に出演する女優の蒼井優(39)。本作は日本のホームドラマの礎を築いた名脚本家・向田邦子の最高傑作と評されるドラマで、是枝裕和の監督・脚色でリメイクした注目作だ。 【写真】別格の透明感!「リリイ・シュシュ」の頃の蒼井優はこちら 四姉妹の年老いた父の愛人問題をキッカケとした人間ドラマを描き、物語の中心となる四姉妹を宮沢りえ、尾野真千子、広瀬すずとともに演じ、蒼井は四姉妹の三女・滝子役。SNS上では「阿修羅のごとくめっちゃ楽しみだ。特に滝子が蒼井優なのが…!」など期待の声も多く上がっている。 「同作品は何度か映像化されていますが、蒼井さん演じる滝子は、潔癖で男っ気のない図書館の司書という役どころで、父に愛人がいることを発見し興信所に調査を依頼するという重要な役。愛人問題への対応をめぐって姉妹と意見が激突するなか、物語が進行していきます。過去にはいしだあゆみさん、深津絵里さんが滝子を演じていますが、蒼井版がどんな滝子になるのか、とても楽しみですね」(映画ライター) 来年40歳と節目の年を迎える蒼井だが、私生活で結婚、出産を経験したことで、女優としてもまだまだ進化し続けている印象だ。 「2019年に南海キャンディーズの山里亮太と結婚し、22年に第1子を出産しましたが、昨年11月に公開された、映画『劇場版 シルバニアファミリー』では、主人公の母親の声を担当。初日舞台あいさつでは母親役を演じる上で意識したことについて、『娘に対する愛情がちゃんと声に乗ればいいなと思っていました』と話し、実際に劇中では包容力に満ちあふれた声の演技をみせていました。SNS上でも『お母さんテリー役が蒼井優さんで驚いた、全然気が付かなかったというかベテラン声優かと思った』など、好評の声が集まっていました。蒼井といえば透明感のある雰囲気も魅力ですが、母になり、本作で演じたような優しく包み込むような一面もにじみ出るようになりました」(テレビ情報誌の編集者)