ファミマ、名店監修の「絶品おむすび」4品を発売、和食の名店『賛否両論』と洋食の名店『上野精養軒』が監修、会見には『賛否両論』店主と『上野精養軒』第20代総料理長が登場
ファミリーマートは、おむすびの新商品として和食の名店『賛否両論』と洋食の名店『上野精養軒』監修の「絶品おむすび」計4品を8月27日から順次、全国のファミリーマート約1万6,300店で発売開始した。8月26日、東京・芝浦の本社で新商品発表会を開き、『賛否両論』店主の笠原将弘氏、『上野精養軒』第20代総料理長の成島一勇氏も登場し、商品について説明した。なお、同社では人と人を「結ぶ」という意味を込めておにぎりではなく「おむすび」という呼称を使っている。 【画像】「絶品おむすび」4品発売、会見画像・左から『賛否両論』笠原氏、ファミリーマート白戸マネジャー、『上野精養軒』成島氏
開発背景について話した同社デリカ食品部米飯グループの白戸栄良マネジャーによれば、おむすびは日本の伝統食でありながら市場が盛り上がり、異業種の参入などもあって多様化が進んでいるという。年々家計消費支出額が増加しており、総務省の家計調査における2023年の「おにぎり・その他」の1世帯あたり家計消費支出額は、高単価商品が増えたことも押し上げ、前年比14.3%増の5,909円と伸長した。これは2001年(3,338円)との比較では1.8倍近くに拡大している。 同社においても、定番商品の刷新に加え他社とのコラボ商品、サンドおむすびなどバラエティに富んだ商品を展開したこともあり、おむすびの売上高は前年超えを続け、中食カテゴリーで売上1位(2024年7月)の実績を挙げている。 中でも、米・海苔・具材の3つにこだわった贅沢おむすび「ごちむすび」シリーズは2020年10月の登場以来、2024年7月末までの累計販売数は2億8,000万食を突破するヒット商品になっているという。
〈名店監修「絶品おむすび」は人気第1位の鮭と2位のツナ〉
今回、名店監修の「絶品おむすび」を商品化するにあたり、具材は同社おむすびで人気第1位の鮭と2位のツナと定番具材を選定。いつもの具材を和食と洋食の名店の監修で絶品アレンジし、シーンや気分に合わせて選べる計4品(うち2品が「ごちむすび」)を投入する。なお今回、「ごちむすび」用のごはんには、粘りとキレのバランス、上品な甘みが特徴の青森県産「青天の霹靂」を使用している(北海道を除く)。 ツナのおむすび2品は和食の名店、東京・恵比寿の人気日本料理店『賛否両論』が監修。創業20年を迎える予約困難な人気店で、本格的な和食を手頃な値段で楽しめることをコンセプトに創意工夫を重ね、和食の魅力を広く伝えてきた。 店主の笠原氏は、定番具材にどのように付加価値をつけ『賛否両論』らしさを出すか苦心したという。
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