【MLB】パドレスが佐々木朗希争奪戦の本命に浮上か 複数の米記者が報じる ドジャースとの一騎打ちが濃厚
千葉ロッテマリーンズからポスティング制度を利用してメジャー移籍を目指すことが決定している佐々木朗希。「全30球団が獲得に乗り出す」と言われるほどの逸材だが、現時点ではドジャースとパドレスの一騎打ちになることが有力視されている。そんななか、佐々木の移籍先としてパドレスを推す声が強まっており、日本時間12月5日には複数の記者が「パドレスが好位置につけていること」や「パドレスに大きなチャンスがあること」を報じた。 2024年シーズンの主要アワード受賞者まとめ 佐々木はメジャー挑戦を発表した時点からドジャースへの移籍が有力視されている。メジャー関係者のなかには「間違いなくドジャースだ」「100%に近い確率でドジャースに行くだろう」と話す者もいるほど。しかし、その一方でメディアの多さ(特に日本メディアの多さ)などからプレーに集中しにくい環境であることを指摘する声もあり、「佐々木はドジャースを選ばないのではないか」という意見も出ている。 日本時間12月5日、「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者はこれまでと同様に「パドレスには(佐々木獲得の)真のチャンスがある」と主張した。ヘイマン記者はこれまでに何度も佐々木獲得の有力候補としてパドレスの名前を挙げており、その考えは現在も変わっていないようだ。また、フランシス・ロメロ記者は自身のSNSに「関係者から聞いた話によると、パドレスは佐々木獲得に向けて好位置につけているようだ」と記している。こうした報道もあり、「ドジャース確定」から「パドレスにもチャンスあり」「パドレスが本命ではないか」といった空気も広がりつつある。 佐々木が実際にパドレスを選ぶかどうかは不透明だが、やはり日本の若手投手にとってダルビッシュ有の存在は大きいのだろう。偉大な先輩であると同時に、よき相談相手でもあるダルビッシュ。パドレスとの契約はあと4年残っており、佐々木がメジャー最初の4年間をダルビッシュと一緒に過ごしたいと考えていても決して不思議ではない。 佐々木はドジャースを選ぶのか、パドレスを選ぶのか、それとも別の球団を選ぶのか。1月15日にスタートする次の契約ピリオドでのメジャー移籍が予想されており、その答えが出るまでにはもう少し時間がかかりそうだ。