障害物が行く手を阻む! デッドヒート必至の「しまなみランニングバイク選手権」開催
瀬戸内海の多島美を眺めつつ、島々の間に架かる橋を自転車で渡れるサイクリングロード、瀬戸内しまなみ海道。世界中のサイクリストの聖地ともいえるこの地で、子どもたちにもその魅力を知ってもらうことを目的とした、「しまなみランニングバイク選手権」が例年開催されております。 【写真】ちびっこたちが駆るランニングバイクが爆走する「しまなみランニングバイク選手権」を見る(全7枚)
橋あり畑ありトンネルありの障害物コースにトライ
イベントを主催する「シクロツーリズムしまなみ」は、しまなみ海道と今治の地域の再生をテーマに活動しているNPO法人。第12回を迎える今回は2023年12月2日(土)に、今治市の波方港・なみかた海の交流センターを会場にして行われます。 イベントの参加者は、2歳から6歳までの未就学児が対象です。コースはしまなみ海道や愛媛の名所をモチーフとした、手作りの障害物があちこちに設置された、アドベンチャー感覚があふれるつくり。子どもたちはランニングバイクで地面を蹴って、水軍ののぼり旗やみかん畑、橋やトンネルなどを抜け、まるでしまなみ海道をサイクリングする気分でチャレンジできます。
未来のしまなみサイクリストの育成も目指す
クラスは2歳クラス、3歳クラス、4歳クラス、5歳クラス(6歳の未就学児は5歳クラスに参加可能)の4つに分かれ、定員は各クラス先着順で50名程度。各クラスの決勝進出者には副賞が、上位3名には記念メダルも贈呈されます。 子どもが対象なだけに、レースの勝敗以上に「楽しく」「安全に」自転車に乗るのを啓発することも大きな目的。自転車に乗る際のルールやマナーも学びつつ、将来はしまなみ海道のサイクリストとなってもらう狙いもあります。 コースを一生懸命走っていく子どもたちと、それを見守る保護者の方々。笑顔があふれるほのぼのした会場は、例年とてもアットホームな雰囲気に包まれています。会場にはキッチンカーやイベントスペースも設けられる予定なので、子どもたちの熱戦を観戦しつつ休日のひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか?
ソトラバ編集部