「必要なときのみ」話すのは三流…顧客と連絡をとる頻度を見れば一発でわかる一流営業マンとの決定的な違い
■「いつでも聞いてくださいね」で効果的なコミュニケーションに たとえば、こんな風に伝えてみましょう。 ---------- ○「今日確認した内容で、後から疑問が出てきたら、いつでも聞いてくださいね。来週、もう一度全体的な確認の時間を設けますので、それまでに気になる点をメモしておいてもらえると助かります。」 ---------- このようなアプローチをとることで、やりとりがフレンドリーな雰囲気で進められ、良好な関係性を保ちながら、効果的なコミュニケーションが可能になります。 勘のいい相手なら、どんどんスピードアップできるはずです。段階を踏むことでその見極めも楽になります。 誰かに何かを確認する機会があれば、一度にたくさんの質問をするのではなく、少しずつ確認していく方法を試してみてください。 きっと、その相手のことが、より解像度高く見えてくることに気付くはずです。 ---------- 説明上手な人は、少しずつ確認を重ねることで相手の理解度を正確に把握し、効果的なサポートを提供する ---------- ---------- 鶴野 充茂(つるの・みつしげ) ビーンスター 代表取締役、広報アドバイザー 社会構想大学院大学客員教授、日本広報学会常任理事。コミュニケーションの専門家として、国内外数百社の経営者や政治家、医師・弁護士など専門家向けに広報アドバイザー、トレーナーとして活動するほか、東京理科大学オープンカレッジなどで説明力や文章力を高める講座を提供するなど広くビジネスパーソンに向けてコミュニケーションを教えてきた。東日本大震災後に国会内に設置された東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(国会事故調)でデジタル・コミュニケーションを統括、全国がん登録制度の発足時にはPR責任者を務めるなど、全国規模のコミュニケーションプログラムやPRキャンペーンにも携わる。水循環基本法フォローアップ委員会委員。公益社団法人日本パブリックリレーションズ協会(PRSJ)元理事。筑波大学(心理学)、米コロンビア大学院(国際広報)卒。 ----------
ビーンスター 代表取締役、広報アドバイザー 鶴野 充茂