「必要なときのみ」話すのは三流…顧客と連絡をとる頻度を見れば一発でわかる一流営業マンとの決定的な違い
■ミスや失敗の捉え方が180度違う また、いろいろな視点で見ると、まだまだ詰めが甘い点があるかもしれません。チームミーティングが終わった後、詰めるべきところが詰められていないことが発覚した場合、再度ミーティングを設定することになったら、時間がもったいないですよね。 一方、説明上手な人はこう伝えます。 ---------- ○「現時点での解決案をお示しします。皆さんの経験や知見を活かして、さらに良い解決策を見出せればと思います。ご意見、ありますか?」 ---------- 説明がうまくいくときというのは、良いものであれ悪いものであれ、何らかの相手からの反応があるものだと知っているため、途中で反対されたり批判されたりすることを怖がることはありません。 むしろ、内容面もより完成度が高くなることにつながるので、相手からのフィードバックを積極的に求めます。 「ご意見、ありますか?」と対話を心がけて、フィードバックを引き出していくのです。 つまり、説明が上手な人とそうでない人とでは、ミスや失敗の捉え方が180度違うのです。 ■良いアイデアは自分一人では作れない 説明下手な人は批判をされると、「ああ、あの部分、もっと詰めておいたほうがよかった」と失敗したととらえてしまいます。 「私はなんて物事の見方が甘いんだ」と思う人もいれば、「あの指摘はピントが外れている」と相手が間違っていると思う人もいるかもしれません。 いずれにしても、改善案を活かす発想がないという面で、同じタイプと言えるでしょう。 説明上手な人が、批判をもらうことでさらに内容が充実すると考えるのとは対照的です。 まずは良いアイデアは自分一人では作れないと理解する。その上で、謙虚さをもちながら相手の意見を受け入れるようにしましょう。否定的なフィードバックを受け入れるようになるには、感情のコントロールも不可欠です。 そして、指摘されることは学びの機会であることを心に留めておくことです。 ---------- 説明上手な人は、否定的なフィードバックをうまく活用する ----------