離職率の低下、社員エンゲージメント向上につながる!? オフィス環境を“可視化”するイトーキのデータ分析サービス「データトレッキング」とは?
モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」(毎週月曜~金曜6:00~9:00)。「NEW TREND ONE」のコーナーでは、今、新しい生活の中で注目されているアイテム・企業・人物などにフォーカスします。 6月24日(月)の放送では、オフィス向けの家具や空間を提供する企業「株式会社イトーキ」が手がける次世代サービスに注目! “働く”を可視化するオフィスデータ分析サービス「Data Trekking(データトレッキング)」の特徴、メリットなどを紹介しました。
現在、業界を問わず、あらゆる企業の経営者にとって「人材獲得」が課題になっています。働きやすいオフィスは社員の満足度・生産性も上がり、さらに求人に対する応募者数が増えるなど、良いスパイラルが得られると言われています。 今回は、オフィス家具をはじめ、近年求められるオフィス環境の課題解決に向けたさまざまなサービスなどを提供する「株式会社イトーキ」の執行役員で、スマートオフィス商品開発本部ソリューション開発統括部 統括部長・八木佳子(やぎ・よしこ)さんにお話を伺いました。
◆“働く”を可視化するイトーキの次世代サービスとは?
コロナ禍を機にリモートワークが普及したことで、在宅ワークの志望者は増加。一方で、対面で仕事をする価値も再認識されたことにより、“社員が出社したくなるようなオフィス”も重要視されるようになりました。 八木さんは「今は人材獲得競争がすごく大変な状況です。『働く環境を整えて入社してもらいたい』『社員が出社したくなるようなオフィス、辞めたくないと思ってもらえるオフィスにしたい』というご要望が増えています」と説明します。 1890年創業のイトーキでは現在、データを活用したオフィスのDX(デジタルトランスフォーメーション)を「オフィス3.0」と呼び、関連事業を積極的に推進しています。 「オフィス1.0」ではプロダクトベースで他社と差別化したオフィス家具を販売し、「オフィス2.0」では家具が設置されるオフィス空間全体のデザインや働き方のコンサルティングサービスを展開してきました。 「オフィス3.0」では、生産性の高いオフィスを実現するために、勘や経験ではなく、オフィスにまつわる様々なデータを活用し、働き方と働く環境のミスマッチを防ぎます。これらが働く人のパフォーマンスやエンゲージメントの向上につながり、経営課題の解決サポートを可能にします。イトーキは今年2月にオフィスデータ分析サービス「データトレッキング」をリリースしました。
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