離職率の低下、社員エンゲージメント向上につながる!? オフィス環境を“可視化”するイトーキのデータ分析サービス「データトレッキング」とは?
◆「データトレッキング」で“働きやすい環境”のヒントが見つかる!?
「データトレッキング」では、人がどこで働いているのか位置情報を取り、合わせてアンケートを収集。そのデータをオフィスレイアウトと結びつけることで、どんな人が、どんな場所で、どんな気持ちで仕事をしているのかがわかります。 データを活用することで、リフレッシュスペースが本当に使われているのか、あるいはどういった人が利用するのかといった検証をすることも可能です。パフォーマンスの高い人や、エンゲージメントの高い人がどのような場所でどう働いているのかがわかると、働き方を変えるヒントにもなります。 イトーキのデータ分析によると、エンゲージメントの高い人は、人と少し会話をしながら自分の作業ができる場所で働いていることが判明したそうです。 八木さんは「自分の仕事をバリバリできる一方で、人と会話をしたり、相談されやすいような場所で長時間働いている方は、仕事に対する前向きな気持ちを維持しやすいことがわかりました」と説明します。 「データトレッキング」の活用により、イトーキはオフィス環境改善を実現。また、従業員が生き生きと働くことで、新卒のインターン応募者や中途採用者の応諾率も高まっていると八木さんは話します。 今回の取材のため、イトーキの本社オフィス「ITOKI TOKYO XORK(ゾーク)」を訪問したパーソナリティのユージは、従業員が実際に働く姿を見学するツアーに参加。 ユージは「本社オフィスがそのままショールームになっているだけあって、さまざまな居心地のいい空間や導線の工夫がされていました。オフィスの改善で業績アップも重要ですが、(コミュニケーションにつながるような)家具の配置は自宅でも参考になるなと思いました」と感想を述べました。 (TOKYO FM「ONE MORNING」2024年6月24日(月)放送より)
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