【CREA夜ふかしマンガ大賞2024】《11~15位》「突拍子もない設定と解像度の高い描写に歓喜」
発表!CREA夜ふかしマンガ大賞2024《11位~15位》
夜な夜なマンガに夢中になる大人が急増する中、2022年に誕生した「CREA夜ふかしマンガ大賞」。 【画像】11位は…?コナリミサトさん推薦コメント「透明で丁寧」 眠りにつく前の自分だけのひとときに、ページをめくりながら癒され、息を呑み、泣いて笑って──。 日常のあれこれを忘れさせ、新しい世界に連れ出してくれる、今年もそんな名作が揃いました! CREA夜ふかしマンガ大賞とは… マンガ好きの31名の選考委員とCREA編集部員、そして読者の投票により選ばれた「思わず夜ふかしして読みたくなる」そして、「いま、CREA読者に本当におすすめしたい」作品に贈る賞。2023年7月~24年6月に単行本の新刊が発売された(ただし、合計5巻以内)、もしくは、雑誌などに最新話が発表された作品から選出。
◆11位『佐々田は友達』スタニング沢村
学校で居場所がない高校生の佐々田絵美。同じクラスで陽キャラの高橋優希との出会いを機に少しずつ変わっていく。 「透明で丁寧。元気が出るし、学校は大嫌いだったけど、佐々田さんたちがいるクラスなら、もう一度通いたい。そんな気持ちにさせてくれる本作は本当に貴重です」(コナリミサトさん) マンガ家 コナリミサト(こなり・みさと)さん
◆12位『司書正』丸山薫
「ずっと丸山薫ファンです。架空の古代中国宮廷が舞台ですが、すべての書物を諳んじられる人間『司書正』は、ほとんどコンピュータで、つまりSF。 著者のフェティシズムとこだわりが炸裂。豊かで緻密な世界観も『ゲーム・オブ・スローンズ』的なサスペンスフルな陰謀劇も読み応えあり」(深緑野分さん) 小説家 深緑野分(ふかみどり・のわき)さん
◆13位『8月31日のロングサマー』伊藤一角
「連載がスタートしたとき、『ああ、素敵な物語が始まる』と感じずにはいられない鮮やかな見開きが印象的でした。 高校生の男女ふたりが、夏休み最終日をタイムループ。毎回、爆笑でじれじれの掛け合いですが、徐々に距離は近付き……。 永遠に終わらない夏休みの行く末はどうなるのか!?」(信太祐介さん) ebookjapan書店員 信太祐介(しだ・ゆうすけ)さん