【安いグレードでも500万円オーバー!】どうしてみんなトヨタ アルファードが気になるのか? 見るべきポイント再検証
俗に「石を投げれば◯◯に当たる」のミニバン版は、今の日本ならトヨタのアルファードじゃなかろうか? 世の中不景気、不景気と言われながらも新車価格500万円以上のアルファードは売れに売れ、街に出ればその姿を見ない日がないぐらいに普及している。公道を席巻するアルファードの人気の秘訣はなにか? 改めてアルファードの魅力を再確認し、これからの購入を検討しているアナタに狙い目グレードを指南! 【画像】どうしてみんなトヨタ アルファードが気になるのか?
セレブが口火を切った高級車の新たなストーリー「ミニバン」
ひと昔前まで、いわゆるエライ人たちの乗るクルマは黒塗りの大型セダンが定番だったけど、次第に大型セダンより背が高くて物理的に大きいクルマが人気を集めるようになった。 その端緒を辿ると、いつの時代もトレンドの発信源であるハリウッドのセレブに行き当たり、アッパーブランドのSUVがもてはやされたのがファーストインパクト。 そしてここ日本では、SUVよりも居住性が高く乗り心地も優しいミニバンに人気が集中するようになる。中でもトップランナーになったのがトヨタのアルファードだろう。 ●アルファード グレードバリエーション&価格 ・Z【CVT】540万円[2WD]/559万8000円[4WD] ・Z【電気式CVT】620万円[2WD]/642万円[4WD] ・Executive Lounge【電気式CVT】850万円[2WD]/872万円[4WD]
デカいは正義! 車格以上のマスクがエグい
ボディサイズは全長4995×全幅1850×全高1935mmとスペック上だけでも立派だが、それに輪をかけて前面投影面積のほとんどを占めるグリルの存在感が数値以上にアルファードの車格を大きく見せている。 はっきり言って押し出し感は古の黒塗りセダン以上のものだ。この圧倒的な車格だからこそセレブたちがこぞって購入し、ショーファー(運転手付き)ドリブンにも用いられ、その結果として高級化が進んでいった。
2種類のパワートレーンと2種類の駆動方式
現在のラインナップは2.5L直4ガソリンと2.5L直4ガソリンハイブリッドという2種類のパワートレーンを用意し、駆動方式はFWDと4WDからチョイス可能だ。 走りの滑らかさと動力の余裕を感じるハイブリッドモデルが人気で、セレブだけでなくファミリー用途でも重要なファクターである快適な乗り心地はアルファードの真骨頂。低燃費とノイズの少なさにも定評がある。