【小倉競輪(ナイター)GⅠ競輪祭】「平原さんからアドバイスもらった」森田優弥が先輩の分まで決勝入りへ奮闘
<22日・小倉競輪・4日目> 【記者コラム・造田大の大勝負】 森田優弥が先輩の分まで奮闘する。4日目の2予A9Rは中団から捲って3着。「ブロックをもらって危なかったが、乗り越えられて良かった」と6月の高松宮記念杯(岸和田)以来のGⅠ準決入りを決めた。 自身初のGⅠファイナリスト入りへ、乗り方を変えることを決意した。「レース前から平原(康多)さんと話していたんです。スピードがさらに出るように、ハンドルの持つ位置を変えようと思います」 その平原は同11Rで無念の落車棄権に終わった。平原の容体を心配する森田の不安そうな表情が忘れられない。「平原さんの分まで頑張りたい」 準決11Rは同期同学年で切磋琢磨(せっさたくま)してきた眞杉匠の番手回り。「森田が番手の方がラインとして機能すると思うし、別線も厄介では」とは眞杉。平原のアドバイスと思いを背負って、決勝進出を目指す。▼11Rは森田が眞杉のスピードを借りて1着に抜け出す。2―137―13457。 ▼9R(平原康多) 「落車で途中帰郷が続いた状態でGPを走りたくない」と5日目も出走を決意。目標の宿口陽一が不発でも気合で伸びてアタマへ。3―245―2457。