絶景を“おつまみ”に? 登山者しか味わえない軽快な一杯 北アルプスの山小屋限定クラフトビール
クラフトビール醸造の松本ブルワリー(長野県松本市)と槍ケ岳山荘などを運営する槍ケ岳観光(同)、北穂高小屋(同)が、北アルプス槍穂高連峰にある山小屋で販売するクラフトビール「YARIHO2024」を共同開発した。17日、松本ブルワリーの林幸一社長(56)らが会見し、「山に登った際の思い出の1杯になれば」とPRした。 【写真】どれが好き?山小屋の山域によって異なる3種類のラベル
登山後に軽快に味わってほしいとアルコールを4・5%に抑え、3種類のホップをふんだんに使ってシトラス系の爽やかな香りにした。ラベルは提供する山小屋の山域によって異なり、槍穂高、槍ケ岳、穂高をモチーフにした全3種類を用意した。330ミリリットル入りで計4千本を出荷する。
ビールは槍穂高連峰にある山小屋が、山に登った楽しみを提案したい―と1年ほど前から開発を検討。松本ブルワリーに醸造を提案し、共同開発することになった。北穂高小屋の小山義秀社長(56)は「自分の気に入った景色を背景にラベルと一緒に写真を撮ってほしい」と話した。
税込み1200円。16カ所の山小屋で販売している。