【50代のお正月太り解消!】スラリとした美脚&脚長見えには、サボっている腸腰筋を鍛えるべし!
脚が太いわけではないけれど、長く見えない…。そんな悩みは、腰から太ももの付け根につながる「腸腰筋」がサボっている可能性大!そこで、「ほぐす」「伸ばす」「強化する」の3ステップで “脚長見え”をかなえる「ゆる筋トレ」を、人気パーソナルトレーナーのKAORUさんに教えていただいた。実践してスラリとした美脚に!
腰から太ももの付け根につながる腸腰筋がサボって縮んでいると、股関節まわりに脂肪がつきやすくなり、脚が短く見える原因に
この連載の第3回『太ももをほぐす→伸ばす→強化で、引き締まった脚をつくる!』、第4回『太ももを引き締めるには、内ももと股関節の使われていない「さぼり筋」にアプローチ!』で脚を引き締める「ゆる筋トレ」をご紹介したが、これらをやって脚が締まったけれど、なんだか脚が長く見えない…。 そんな人は、腸腰筋を鍛えることがポイントだとKAORUさん。その理由を伺った。 「腸腰筋は、腰椎から太ももの大腿骨につながる筋肉。姿勢を安定させたり、脚を引き上げるときに使われる股関節の奥にあるインナーマッスルです。第3回でもお話ししたように、多くの人は、普段歩くときに股関節から脚を動かさず、体重を前にかけて膝に寄りかかるようにして歩いています。 そのため、前ももの筋肉ばかりが使われすぎて硬くなり、腸腰筋は使われずに衰えています。つまり、前ももの筋肉は“りきみ筋”で、腸腰筋は“さぼり筋”です。 腸腰筋は、デスクワーク中心の生活で座っている時間が長いと、縮んで硬くなりやすい筋肉でもあります。こんな状態だと、脚が伸びにくく、股関節まわりに脂肪もつきやすくなるので、脚が短く見えてしまうのです」(KAORUさん) では、こんな状態をリセットするには? 「前ももが硬くなっているままだと、腸腰筋が使われにくいので、まずは前ももをほぐしましょう。次に、縮んでいる腸腰筋をストレッチして伸ばします。そのうえで腸腰筋を鍛える筋トレをすると、効果的に鍛えられ、股関節まわりがすっきりと引き締まって脚が長く見えるようになります。姿勢も安定して、歩くのも楽になるので、腸腰筋は今のうちから鍛えておくといいですよ」 以下が、KAORUさんおすすめの3STEPの「ゆる筋トレ」。さっそく今日から始めてみて。