会社員でお小遣い「月2万円」もらっています。昼食代も込みなので毎月カツカツなのですが、これって平均より少ないですか? 収入的に仕方ないでしょうか…?
毎月決まった金額を「お小遣い」としてもらい、その中から昼食代や飲み代などをまかなっている会社員は多いのではないでしょうか。 お小遣いの額は人それぞれ異なりますが、世の中の会社員が毎月どのくらいもらっているのか、気になるところです。 本記事では、新生銀行の調査により判明した会社員のお小遣いの平均額などを紹介します。 ▼節約のために「カップラーメン」はNG? 栄養バランスと節約を両立させる方法とは?
お小遣い2万円は平均から見て多い? 少ない?
どれくらいのお小遣いをもらっているかは、年収やライフスタイル、各家庭の考え方などで異なります。昼食代込みのケースや、昼食代や飲み代は別途など、お小遣いに含まれる内訳もさまざまです。そのためお小遣い2万円が多いか少ないかは一概に判断できません。 ここで新生銀行によるアンケート調査結果から、男性会社員と女性会社員の昼食代や飲み代を含んだお小遣い額の平均を見てみましょう(図表1)。 図表1
株式会社SBI 新生銀行 2023年会社員のお小遣い調査を基に作成 全体平均で考えると男性会社員は約4万円・女性会社員は約3万5000円となるため、お小遣いとして「2万円」の場合は平均から見て少ないといえます。 年度によって細かいお小遣い額に多少変動はありますが、基本的には男性会社員4万円前後・女性会社員3万5000円前後となっています。ただし、子どもがいる世帯ではお小遣いの平均額が少なく、特に小学生や中高生がいる場合にその傾向は顕著です。 ■各家庭でお小遣いがアップするタイミングや要因とは? 少しでも多くのお小遣いをもらいたいと考えるのは当然ですが、お小遣いがアップするタイミングや要因についてはある程度、共通しています。 多くの人は「給料が上がる」「副業を始める」「投資で儲かる」など、収入が増えた際にお小遣いが増えるようです。手元に入る収入が多くなるとそれだけお小遣いに回せる余裕ができるため、こうしたタイミングでお小遣いアップを交渉するのもおすすめです。 反対に、お小遣いが減少するタイミングは「給料が減る」「副業をやめる」「投資で損をした」「子どもが成長して生活費にかかるお金が多くなる」といったときです。場合によってはそれまでのお小遣いを削って、生活費に回すケースも珍しくありません。