70代で犬を買おうとしたら、息子の嫁から猛反対に遭いました。高齢者には、ペットを飼う権利もないのでしょうか?
2023年の「一般社団法人ペットフード協会」の調査によると、ペットの飼育数は犬684万4,000頭、猫906万9,000頭。2023年の子どもの出生数(外国人を含む)は、厚生労働省の調査によると75万8631人。犬猫の方が圧倒的に多い。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。 「15歳以下の子供の数と犬猫のペットの総数は、同じくらい。単純に比較はできませんが、子供の数とペットの数が同じというのは、インパクトがありますよね。実際、暮らしていてもペットを飼っている人が多いと実感するシーンがあります」。 SNSなどでペットの様子をアップしている人も多い。 「一方で保護されている犬猫が多いことも事実です。最後まで責任を持って命を飼う覚悟について議論をされることが多いのも事実。さらに大災害における避難所での対応、高齢化によって正常な飼育が困難になるケースなど、さまざまな問題もあります」。 ペットはかわいい。実際に飼うとれっきとした家族になることがよくわかる。今回はそんなペットを飼うかどうかで家族で揉めていると話す女性に話を聞いた。 -----------------
橋田すずさん(仮名・39歳)は、都内で子どもと夫と4人暮らしだ。自身は猫を2匹飼っている。 「本当に可愛いですね。ペットというよりは、家族です。彼らがいることで本当に癒されています」。 すずさんが保護猫を迎え入れたのはこれで2回目。今の2匹が来たのは3年前のことである。 「先住猫も保護猫です。どんどん増えている保護猫を1匹でも助けたいという想いと同時に命が販売されていることに疑問を持っているから、ペットショップで買うという選択肢はありませんでした」。 そんなペット愛好家のすずさんだが、今悩んでいることがあるという。 「実は姑が犬を飼うと言い出して…」。 姑は関東近郊に1人暮らしをしているそう。去年突然、夫に先立たれ、気落ちしていた時期もあったが今は元気に暮らしているらしい。 「安心していたら、またこうやってトラブルを持ち込んでくる…。正直なところ、価値観があまり合わないので距離感を保っていたいんですが、今回ばかりは口を出さずにはいられませんでした」。 というのも、いきなり犬を飼うと言い出したのだ。 「今年70歳になります。前期高齢者だからまだまだ元気!とか言うんですけど、正直な話この先のことなんてもうわかりませんよね。順当に生きれば、犬の寿命までは十数年。本人は80代になってしまいます…」。 ペットフード協会「令和3年全国犬猫飼育実態調査」によると、超小型犬の平均寿命は15.3歳、小型犬の平均寿命は14.05歳とされている。 「金銭面もありますし、そんなに簡単に決められることじゃないんですけど…」。 ー60代を舐めないで!まだまだ現役よ! ー友達はみんな犬を飼っているし大丈夫。 ー犬を飼うのに年齢制限があるっていうの?
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